skip to Main Content

卒業式

卒業式

卒業式で思い出すのは、高校のとき。
式典の後、部活動の集まりがあるのですが
なぜか(?!)2年生の男子一人だけが泣いてくれていました。
「なぜあなたが泣いているんだい?」という意味の
広島弁高校生Ver.でみんなでツッコんでいました。

先輩としてなにかをした、、という意識もなく、
ワイワイガヤガヤと遊びながら部活動をしていました。

今はほとんどが広島県外で働いており、会う機会も減りました。
しかしたまにあった時は、高校時代にもどりますね。

風車で接客をしていた時、高校生のお客様も多数来られていました。
一所懸命にあそんで、勉強して、まなんで、笑って、泣いて。

とくに今年度は、悔しい思いをされた方も多いと思います。
「きっと将来役に立つ!」という言葉を多数聞いたと思います。

いったい何の役に立つの?
将来でなくて、いまがいい!
わたしなんか、大人になった時に出遭った困難(今も出遭いますが、、)の
ときにも声をかけられていました。「将来の役に立つ!」と。
(いったい何の役に立つのか、、)と、くさったこともあります。

ただ、なので、敢えて言います。
やっぱり、将来の役に立ちます。
将来の役に立つように、ぜひ自分事にしてください。
なかなかそちらの方向に顔を向けるのは難しいかもしれません。
しんどいことを思い出して、穿り返して進まないといけないかもしれません。

良ければその時に、
ここまで育ててくれたご家族の顔やお世話になった方々の顔を
思い出してほしいです。
それは先生だったり、友だちだったり、バイト先の方かもしれません。

仲たがいした方もおられるでしょう、きっと。
口もきいていないかも知れません。
私が想像できない体験を強いられている方もおられると思います。

でもきっと、
お腹にきみたちが誕生したとき、きっと
祝福の言葉をかけてもらっていたと思います。

大人と言えど、親も初めての経験です。
「大人であらねば」と気負っています。
精一杯「大人であらねば」「親であらねば」と、
実は子ども以上にネバが強いのかもしれません。
子どもの成長で親が教わることはとても多く、大きいと思います。

これからの世界のために。

Back To Top